2014年7月▶中野成樹+フランケンズ2014 ▶別役プログラム

■ タイトル:A ) 別役実『天才バカボンのパパなのだ』, B ) 別役実『ハイキング』

■ コピー:一緒にいきます。

■コメント:

ナカフラ2年ぶりの新作は、かねてよりトライを熱望していた別役実。不条理劇といわれるけれど、身近なとこから地球規模までますます不条理なことだらけの世の中で、いまあらためて、どんな風景が見えてくるのかしら……。ナカフラは長年、〈誤意訳〉をとおして海外戯曲に取り組んできました。またここ数年は、ソトフラ名義で、演劇を応用する劇場外の活動にも手を広げてきました。今回は久しぶりに劇場に戻って、また別のワールドに踏み込もうとしています。……別役作品はどうも裏でつながって、ひとつのワールド(もしくは「まち」)を形成しているような気がします。現実そっくり、でもなんかちがう。現実の皮をかぶったどこかへようこそ。(長島)

■演出・中野成樹に聞いてみた!!:

Q1. ナカフラはずっと翻訳劇にこだわってきましたが、なぜいま別役実を?(6月29日アップ!)

A1. 私事ですが、今年で四十一歳になりまして、いわゆる本厄です。それで実は、昨年(前厄)から良くないことがいくつか続いてもいて、しばらく“訳”を遠ざけてみようかなと。苦しい時期にあえて“翻訳”というのもゾッとしませんし。しかし一方、演劇にかかわる者が強い厄払いをするのは“役”を逃がすことにつながり縁起(演技)がよくないともいいますので、ではこれまでとは違う“別の役”においでいただこうかと……。

 

Q2. 繰り返します。なぜいま別役を? (6月30日アップ!)

A2. 昔から別役実さんの作品を観たり読んだりすると不思議と落ち着きました。別役作品は湖だなあと感じています。別役さんの作品を上演するのは、山に挑む、とか海を征服するみたいなことでなく、気がついたら突き当っていた湖に手漕ぎボートをそっとくり出すみたいなイメージです。そして水面とその奥と周りと空をぼうっと眺める。そんな感じをきっと僕の魂が求めているんじゃないかなあと。たいした景色はないかもしれませんが。

そして、今という時に特にこだわりはありません。いまこなけりゃいつかくるし、いつかこなけりゃいまくるし。あ、本厄(『ハムレット』より)がヒタヒタと忍び寄って……! 僕はいつもそうですけど、「いまの社会に」とか「歴史をどう認識するのか」とか、そういったことに興味がありません。もちろん大人として、世界にいきる一人の人間として知っておくべき、身につけておくべき教養や態度としてのそれらに興味はありますし、実践したいと思っています。ですが、知っていること、知るべきことだけが舞台ではないでしょうし。当然、別役作品を扱う以上、社会と歴史から逃げ切れるはずはありません。でもそれをスタートにもゴールにもしたくないと意気がっています

といいますか、最近は何かを言葉で言い表すことへやや懐疑的ですので、とりあえず、ここいらで……。

 

Q3. 数多い別役作品からこの二つを選んだ理由は? (7月1日アップ!)

A3. 『天才バカボンのパパなのだ』は、むかし宮沢章夫さんがエッセイでその魅力を語っていて、ゲラゲラ大笑いしながら「いつか絶対にやってみたい!」と思っていました。

『ハイキング』は3月に亡くなってしまったメンバーの熊谷保宏と選びました。彼は割と年季の入った別役ファンで、僕が「別役やろうと思ってるんだけど、何かオススメあります?」とたずねると、「完成度高いのはこのへんかと…」と、それでも10本くらいリストアップしてきました。それで、人数の関係だとか、バカボンとの組み合わせだとかで、これにしようと。熊谷と最後までこれを仕上げられなかったのが残念でなりませんが、きっとなにかはしてくれているでしょうし、そういった方向(?)でのチャレンジもしたいですね。

 

Q4. AとBどちらがオススメですか? (7月2日アップ!)

A4. …………。……Aはナンセンスからの神話、Bはかすかなホラーからの祈り、そう出来ればいいなあと思っています。といいつつ、ドラマトゥルクの長島確は、どっちも、「ナマコとウツボしかいない水族館」とコメントしてましたので、僕としては「ウニとホヤもいる」つもりでやっていきますが、そういう世界かもしれませんね。……やっぱり言葉にすると陳腐ですねw

 

※両方お楽しみいただける2回券は、7月2日(水)23:59までのご予約受付です!

 

■キャスト:

村上聡一(A) 野島真理(A)

福田毅 (A,B) 石橋志保(A)

竹田英司(A,B) 斎藤淳子(A,B)

田中佑弥(A) 小泉まき(A,B)

洪雄大 (A,B) 北川麗(B)

 

■ スタッフ:

中野成樹(演出)

長島確(ドラマトゥルク)

熊谷保宏(なにか)

加藤弓奈(制作)

 

■ スタッフ(ゲスト):

美術:細川浩伸

照明:高橋英哉

音・音響:竹下亮

舞台監督:小林英雄

制作:東彩織

宣伝美術:青木正

 

■ 日程:

2014年7月

08日(火) 19:30 A (受付終了しました)

09日(水) 19:30 B

10日(木) 16:30 A  19:30 B

11日(金) 19:30 A

12日(土) 11:00 B  14:00 A(受付終了しました)  17:00 B

13日(日) 11:00 A (受付終了しました) 14:00 B

14日(月) 19:30 A(受付終了しました)

15日(火) 16:30 B

※ 全12ステージ

※ 受付は開演の40分前、開場は20分前より

 

■ 会場:下北沢 シアター711 ※ザ・スズナリ横

住所:東京都世田谷区北沢1-45-15

電話:03-3469-9711

地図:http://www.honda-geki.com/map.html


■ チケット:

チケット販売開始 2014年6月14日(土)10:00〜

【チケットのご予約に際して】

〇本公演は、A『天才バカボンのパパなのだ』、B『ハイキング』の
2つのプログラムがございます。鑑賞希望の演目の上演日時をご確認の上、
ご予約ください。

〇当日受付にて、ご精算させていただきます。受付開始は開演の40分前、
開場は開演の20分前を予定しております。予約のご変更や、キャンセルなど
ございましたら、info@frankens.net、080-4299-2830まで、ご連絡ください。

パソコンの方はコチラ  チケット予約フォーム(PC)

携帯の方はコチラ  チケット予約フォーム(携帯)

■ 料金: 全席自由

1回券 ¥3,500

2回券 ¥6,000(販売は7月2日まで)

25歳以下1回券 ¥3,000

■ 問い合わせ:

フランケンズweb  http://www.frankens.net/

ナカフラPhone     080-4299-2830(10:00-20:00)

 

■ 主催:中野成樹+フランケンズ

2014年3月▶︎ としまっぷ2013▶『コスプレ講師募集!』

としまっぷ2013
外の刺激+フランケンズ
『コスプレ講師募集!』

2月27日と3月7日の二回にわたり行われた授業が
無事終了しました!

詳しい授業内容、
また写真をレポートしてアップしておりますので、
としまっぷのサイトをご覧下さい!
としまっぷウェブサイト
http://toshimap.lomo.jp

 

2013年11月 ▶F/T13 ▶『四谷雑談集』+『四家の怪談』

あの「四谷怪談」の原典を紐解き、街を歩き、想像する二つの演劇体験

自ら「誤意訳」と称する、大胆かつツボを押さえた海外戯曲の演出で、小劇場界に新風を吹き込んだ名コンビ、演出家・中野成樹とドラマトゥルクの長島確(中野成樹+フランケンズ)が、日本の怪談の代名詞「四谷怪談」に初挑戦。鶴屋南北『東海道四谷怪談』の元ネタとされる本をもとに、その舞台となった四谷~新宿エリアを巡るガイドツアー『四谷雑談集』(よつやぞうたんしゅう)、その現代版を足立・葛飾エリアで展開する新作民話『四家の怪談』(よつやのかいだん)の2本を上演する。写真、イラスト、建築などさまざまなジャンルの専門家が集う「つくりかたファンク・バンド」を新たに結成、集団創作を経て生み出される2作は、多層的なドラマ体験をもたらしてくれるだろう。

■公演日時:11月9日(土)~11月24日(日)

■開催エリア:四谷エリア〈四谷雑談集〉 北千住・五反野エリア〈四家の怪談〉

■ツアー目安時間:〈雑談〉90~120分 〈四家〉120分~

■Ticket一般前売:¥2,000

http://festival-tokyo.jp/

 

2013年8月▶「おばけ教室」

としまアート夏まつり2013
『おばけ教室』
 日程 8月10日(土)・11日(日)18:00~20:30
 会場 にしすがも創造舎 校舎
 対象 9歳以上おとなまで(8歳以下の方は保護者ご同伴で入場可能)
 料金 子ども・中高生300円 おとな500 円  申込み不要・先着順・順次入場 ※一度の入場は3名まで

「校舎で “劇的” 肝だめし」
 夏の風物詩のひとつ、おばけ屋敷や肝だめし。
 暑い夏を楽しむ思いや工夫から生まれた日本固有の文化を、現代の演出家が独自の視点で解釈し、
 2013年の旧朝日中学校で”劇的”おばけ教室づくりに挑戦します。
 友達や家族と一緒に、演劇的に様変わりした校舎をめぐってみませんか?

 としまアート夏まつり2013▶詳しくはここ

企画・創作:外の刺激+フランケンズ
主催:にしすがも創造舎