中野成樹+フランケンズ2021『Part of it all』公演決定

ご案内 当日券について

『Part of it all』公演は予定通り開催致します。 尚、このような状況ですので、当日券、キャンセル分のチケットの販売は見送らせて頂きます。大変恐れ入りますが、何卒ご了承下さいませ。

NEW!! ▶︎ 『Part of it all』中野成樹+野島真理インタビュー

■演出ノートはこちら


中野成樹+フランケンズ2021『Part of it all』

■原作:E・オールビー『動物園物語』(1958)より
■誤意訳・演出:中野成樹

■出演予定
福田 毅、竹田 英司、田中 佑弥、洪 雄大
野島 真理、石橋 志保、小泉 まき、斎藤 淳子、北川 麗、佐々木 愛、新藤 みなみ  ほか

■日時
2021年7月18日(日)11:00/14:00(開場は開演の20分前予定) 全2回公演 各回30名程度

■会場
えこてん 屋上スタジオ、廃墟スタジオ アクセス
〒176-0005 東京都練馬区旭丘1ー73ー6 江古田ビル4F・5F(西武池袋線「江古田」駅 南口すぐ)

■上演時間:70分(予定)

■チケット
一般 ¥3,000/U25 ¥2,500(前売・当日とも)
・全席自由
(上演の進行に伴い、一部立ち見でご鑑賞いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。)
・チケット代金は当日、受付にて頂戴いたします。なるべくお釣りのないようご用意ください。

■取り扱い
・ナカフラweb こちら
・2021年7月1日(木)12:00より予約開始

■公演に関する注意事項
会場はエレベーターがございません。4階まで、階段でのご移動になります。また、上演の進行に伴い、途中で建物内の移動を挟みます。一部立ち見でご鑑賞いただく場合がございますので何卒ご了承ください。
一部、野外(屋上)での上演がございます(30分程度)。帽子・日除けのお召し物・水分等はご自身でお持ちください。
・雨天決行、荒天中止。

※感染予防対策について※
・座席数を通常の満席時の半数とし、「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」に沿って運営いたします。
・会場入口での手指消毒、検温、マスク着用にご協力をお願いいたします。
・発熱など、体調の優れない方はご来場をお控えください。37.5℃以上の方はご入場をお断りさせていただきます。
・会場内でのご飲食はご遠慮ください(熱中症対策のための水分補給除く)。
※感染症拡大などのやむをえない理由により、内容の変更や公演中止の可能性がございます。あらかじめご了承ください。

■STAFF
舞台監督:小林英雄
スタッフ:東彩織、長島確、水渕歩知

■主催・お問合せ
一般社団法人なかふら info@frankens.net

■中野成樹プロフィールはこちら
■近年の主な活動はこちら

【公演中止】中野成樹+フランケンズ▶︎本公演▶︎2020年5月東京▶︎「全体観測のための公演(2プログラム)」

以下の公演は、2020年4月14日に、中止を決定いたしました。

新型コロナウィルス感染拡大の現状をふまえてのことですが、
このような結果になりましたことをまずはお詫びいたします。

いつかまた必ずと思っております。

しかし、まずはこの今を皆で乗り越えてゆきたいですね。

2020年4月14日 中野成樹

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中野成樹+フランケンズ
「全体観測のための公演(2プログラム)」

▶ Aプログラム
1.『カミング・スルー・ザ・ライ麦畑』(30分)
原作:W・Saroyan『Coming Through the Rye』
訳:加藤道夫『夕空晴れて』より
演出:中野成樹
出演:福田毅、洪雄大、竹田英司
北川麗、佐々木愛/杉山賢(隣屋)、宮ヶ原萌(譜面絵画)

2.『寝台特急“君のいるところ”号』(50分)
原作:T・Wilder『Pullman car Hiawatha』より
誤意訳・演出:中野成樹
出演:福田毅、洪雄大、竹田英司
野島真理、北川麗、佐々木愛、新藤みなみ/
篠崎高志、杉山賢(隣屋)、小見朋生(譜面絵画)、鳥居咲夏、宮ヶ原萌(譜面絵画)

▶Bプログラム
せんだい短編戯曲賞2018最終候補作品
1.『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』(80分)
作:三橋亮太(譜面絵画/青年団演出部)
演出:中野成樹
出演:福田毅、洪雄大、竹田英司
北川麗、佐々木愛/
杉山賢(隣屋)、小見朋生(譜面絵画)、鳥居咲夏、宮ヶ原萌(譜面絵画)

▶︎2020年5月23日(土)〜31日(日)
▶︎下北沢駅前劇場

23(土)15:00 A
24(日)13:00 A/17:00 B
25(月)19:00 B
26(火)19:00 B
27(水)15:00 A※親子ステージ/19:00 B
28(木)19:00 A
29(金)15:00 A/19:00 B
30(土)15:00 A/19:00 B
31(日)14:00 A

▶︎チケット

4月13日よりチケットを販売予定でしたが、
新型コロナウィルス感染拡大の現状をふまえ、当面の間、見合わせます。(4月6日)

aプログラム 
一般 ¥3,800(前売)/ ¥4,200(当日)
U-25 ¥2,800(前売・当日とも。当日精算のみ・席数限定)

bプログラム 
一般 ¥2,800(前売) /¥3,200(当日)
U-25 ¥1,800(前売・当日とも。当日精算のみ・席数限定)
            
a・bセット券 一般 ¥6,000(前売のみ、5/6までの販売)

親子ステージ(27日15:00 A のみ)
一組 ¥2,500(大人1名とお子様。1名追加ごと+¥500)

※U-25は25歳以下が対象となります。当日受付で年齢が
わかる証明書の提示をお願いいたします。

▶︎公演にむけて
今回は3つの演目で、「うまれ生きることの意味」「人/自然/神 それぞれの事情」「新しさ」を探る。世の中、大変なことが沢山あって、目の前は真っ暗だ。しかし、一方この辺りを丁寧に、あるいはぼんやりと考え続けてゆければ、まだまだ全体的には明るさを保てるのではないか。あまりにも仄かかもしれないが。でも、あきらめるわけにはいかないよね。
2020.3.2 中野成樹

▶︎詳細等、随時更新してゆきます。

中野成樹+フランケンズ 新作▶別役実『マザー・マザー・マザー』▶2018年12月▶呉竹文化センター(京都市伏見区)

中野成樹+フランケンズ〈2018年公演〉

ロームシアター京都×京都市文化会館5館連携事業
CIRCULATION KYOTO 2018-2019 劇場編

中野成樹+フランケンズ
『マザー・マザー・マザー』(110分)
作:別役実 演出:中野成樹
ドラマトゥルク:長島確

日時:2018年
12月1日(土)18:00〜
12月2日(日)15:00〜 〈計2ステージ〉

会場:京都市呉竹文化センター(〒612-8085 京都市伏見区京町南七丁目35番地の1)
京阪本線「丹波橋駅」西口前・近鉄京都線「丹波橋駅」西口前

チケット・詳細:こちら!

出演:
竹田英司、田中佑弥、鈴鹿通儀、福田毅、洪雄大、
斎藤淳子、北川麗、佐々木愛/新藤みなみ、三橋亮太(譜面絵画)、ほか

地域ドラマトゥルク:弓井茉奈、吉水佑奈
スタッフ:東彩織、水渕歩知

伏見不条里マップ配布会:12月1日(土)15:00〜16:00/2日(日)12:00〜13:00 呉竹文化センター内
*地域ドラマトゥルクチームが独自に作成した、「伏見不条里マップ」の配布・説明会をおこないます。早めに来て開演まで地図を片手にまちを散策してみてください。

関連イベントCIRCULATION KYOTO 劇場編 プレ企画「アーティスト × ドラマトゥルク リレートーク」
長島確が登壇します。11月21日[水] 18:00- 詳細はこちら

企画製作:ロームシアター京都
助成:一般財団法人地域創造、平成30年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
主催:公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都、
京都市東部文化会館、京都市呉竹文化センター、京都市西文化会館ウエスティ、
京都市北文化会館、京都市右京ふれあい文化会館)、京都市

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演出ノート

今年のナカフラは、私の体調もあり、
これまでと比べ少しスピードを落としています。
とりあえずは一本、丁寧につくろう。
そう思い、12月の京都伏見区に照準を定めました。

この『マザー・マザー・マザー』は、平成についての物語です。

もちろん、書かれたのは1979年(昭和54年)ですし、
作品のモチーフとなったのは、人民寺院というカルト教団が、
1978年にガイアナでおこした集団自殺(900名以上)です。
ですが、どうしたって“平成の見取り図”にしか思えない。

それは、作中に「パパとその街」という名の、
“新興宗教団体”が登場するからというだけではありません
(ちなみに教祖は目が不自由なのかサングラスをかけています)。

これは、「失われた家族」と「自立・自律」の間に揺れ動く、
「居場所を奪われた人々」の話です。

もしこれが平成の物語だとするならば、
結末はまさに私たちが置かれている「いまそのもの」でしょうか。
そして、そこには覚悟、あるいは希望が描かれている。

京都市伏見区の呉竹文化センターという、
「つくられたど真中ではない場所」での上演は、
その覚悟と希望に強い力を与えてくれると信じています。

2018年10月15日 中野成樹

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今週の綺堂

「半七半八(はんしちきどり)」特設ページです。
岡本綺堂の美しい文章をご紹介します。

  • vol.4 「半七紹介状」の紹介 東 彩織 2017.10.11 最終回 ▶︎▶︎▶︎
  • vol.3 「四谷怪談異説」の異説 中野成樹 2017.10.1 ▶︎▶︎▶︎
  • vol.2 橋を渡る 長島 確 2017.9.26 ▶︎▶︎▶︎
  • vol.1 「はなしの話」の話 東 彩織 2017.9.23 ▶︎▶︎▶︎
  • 「はじめに」 中野成樹 2017.9.22 ▶︎▶︎▶︎
  • 2017年10月▶︎F/T17▶中野成樹+フランケンズ▶『半七半八』▶松戸PARADISE AIRほか▶︎満員御礼

    フェスティバル/トーキョー17
    まちなかパフォーマンスシリーズ
    中野成樹+フランケンズ
    『半七半八(はんしちきどり)』
    原案:岡本綺堂「半七捕物帳」より
    作•演出:中野成樹
    ドラマトゥルク:長島確

    2017年10月6日(金)〜9日(月・祝)
    松戸・PARADAISE AIR、FANCLUB(受付)、ほか

    詳細・チケット購入はこちら

    出演:竹田英司、田中佑弥、鈴鹿通儀、福田毅、洪雄大
    小泉まき、斎藤淳子、北川麗、佐々木愛/
    道廣オリヴィエ一真、新藤みなみ/スズキシロー(A.C.O.A)

    スタッフ:東彩織、水渕歩知

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    『半七半八(はんしちきどり)』 演出ノート

    東京都葛飾区の鎌倉という町で生まれ育った。
    なので、江戸川の土手にはよく行った。

    ちっちゃな頃は段ボールで草すべりをして、
    小学校に入ると遠足の定番(「歩け歩け遠足!」という名称)、
    中高ではトランペットの練習に精を出し、
    大学の頃はぼんやり昼からビールを飲んでいた。

    川の向こうが千葉であるということは最初から知っていて、
    だから「僕がいるのは東京なのだ…」との自覚もはじめからあった。
    その時に感じていた、何ともいえぬ感情。
    それは優越感かもしれないし、安堵感だったかもしれない。

    川、一本、間に合った。
    ギリギリ、境界の内側に、
    ギリギリ、ボーダーの上方に(もちろん僕の勘違い)。

    たとえば…、

    恋人はいますか?
    まあ…一応…。
    月収は?
    とりあえず…手取りで28万…?

    一応、そして、とりあえず。
    満足はしていないが、了解はしている。
    そう、ギリギリ、了解することができてしまう。
    そんな場所に生まれ育った。

    今回は、川の向こうに住む、川のこちらに憧れる男、半八(はんぱち)の話。

    半八は、川の外側に住んでるが、それを了解している。
    しかし、それはギリギリの了解ではなく、とても積極的な了解だ。
    だからもしかすると彼は満足しているのかもしれない。
    そして明るく楽しくボーダーの上方に憧れもする。

    彼は松戸から、江戸川を超え、葛飾を通り越し、江戸へと手を伸ばす。

    すると、そこへ江戸からの使者がやってくる(お芝居だからね)。
    江戸川の内側にある大川(隅田川)の内側の男、半七。
    彼は何も了解していない。
    浅黒い顔は笑顔だが、どうにも暗い目をしている。

    それでも半八は半七に憧れる。
    了解が、了解しない、に憧れる。
    割り切りが、割り切れなさに憧れる。
    つまり、8/2は、7/2に憧れた。

    半八はいきおい、どうとないことを難しがり、顔をしかめてみせる。
    世界の広さに、自分の居場所の深さに、心をざわつかせようと努力する。
    しかし根は単純、彼の苦悩は半端(はんぱ)に終わる。
    どんなに難解な事案も、どんなにデリケートな問題も、
    アッサリ、スッキリ割切って、中途半端に終わらせる。
    半八の半八たる所以である。

    さて、ギリギリ了解の僕としては、
    半七、半八、どちらを目指すべきなのか。
    江戸か、松戸か。

    まずは松戸へ行ってみる。

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     当初、今年のF/Tへは同じ「まちなかパフォーマンス」ですが、別の演目・別の場所で参加予定でした。ですが、ある日突如「松戸…興味ありませんか?」と話があり、試しに足を運んでみると、上記に書いたように、元々対岸から眺め続けていた町だったこともあり、一瞬でイメージが降りてきました。岡本綺堂も前々からどこかで何かやりたいなあ…と考えていて、しかしどうにも江戸でやるのは気恥ずかしく、何か“ひねり”がないか探していたところでしたので、この結びつきはラッキーとしかいいようがありません。まだ先の話ですが、次は東京側の縁で今回の発想を発展させられればな(東京から松戸を眺める話)、とさえ…。しかし、あらためて、昔、今、未来ってのは、やっぱりつながっているものなのですね……。つなげてしまう、といった方が正確でしょうか。2017年7月17日 中野成樹