【新作2024】中野成樹+フランケンズ 演劇作品集『ちがう形』

中野成樹+フランケンズ 

演劇作品集『ちがう形』





誤意訳・演出:中野成樹    ドラマトゥルク:長島確

期間:2024年 5月22日(水)〜 26日(日)

会場:新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20−8)

チケット:一般 ¥4,500/25歳以下 ¥3,500/セット券¥8,000/ナカフラ入門券(事前オンライン講義付)¥5,000

 ※2024年4月発売予定(詳細お待ちください)


■ Aプログラム

1.『かがやく都市』2022年, 60分  作:大池容子(うさぎストライプ)

建築家コルビュジエに想を得た、人と宇宙人の邂逅の話。作中、散りばめられたキーワードを集め・つなげ・解きほぐす。答えと共に、少しだけ頭が冴え心が温まる不思議な作品。うさぎストライプ・大池容子による日常ファンタジーの傑作。

2.『EP2(犬の話)』2024年, 60分 原作:シェイクスピア『ハムレット』2幕より

『ハムレット』第二幕を多彩なアイディアで再構成。舞台は、ビジネススクール・カラオケボックス・TV討論会・元ヤンキー宅・江戸城、等。古典を現代に上演する意義を超え、目の前にただただ演劇が展開される様が痛快。(新作のため予定)

■ Bプログラム

3.『寝台特急“君のいるところ”号』2000年, 60分 原作:ワイルダー『寝台特急ハヤワサ』より

5回目の上演となるナカフラの代表作。アメリカの劇作家ソーントン・ワイルダー1944年の作が基。寝台列車に乗り合わせた人々の描写、頭の中身、車外の風景、神からの視点、をスピーディーにつなぐ。動くグランドホテル形式。

4.『キックバック』2023年, 25分   作:小野晃太朗

気鋭・小野晃太朗の短編。奉仕と見返り、対等な関係についての丁寧な考察。主たるモチーフは妹とクズ男との別れ話。100キレるか全て我慢するかの特質を持った姉や、友人櫻井さんの「いい振る舞い」も見どころ。


演出ノート(中野成樹)

劇団創設20周年にあたる節目の公演です。厳密には2023年がその年だったのですが、誤差の1年くらいあってもいいじゃないかと思い、2024年に実施することにしました。思えば10周年の時は、1年前倒しで周年公演をやっていましたし、不正確だからこそここまで続けてこられたのかもしれません。

『ちがう形』は、演劇作品集です。2つのプログラムで合計4つの作品を上演します。新演出『かがやく都市』、短編『キックバック』、続編『EP2(犬の話)』、代表作『寝台特急“君のいるところ”号』、とバラエティにとんでいますが、やるべきことは1つです。

例えば、平らな鉄板に拳を打ち付け、板を少しベコッとさせる。1回、あるいは何回も、打つ、打ち続ける。すると不思議、気づけば元とはちがう形が見えはじめてくる。私は、そのちがった形を眺めることが大好きです。もちろん鉄板と拳とは比喩です。そんなゴリゴリした強者じゃありません、笑。実際は、世界に演劇を打ち続けてきたといった風でしょう。今よ変われ。とにかく変われ。変わった先の良し悪しなんてどうでもいい。今とはちがう形がそこに現れればまずはそれだけでいい。不正確でもいい、ちがう尺度の世界が見たい。前の方がマシなんてことこの世にはないように思います。今とはちがう形にのみ、新しい光があたり新しい影がさします。陽に当たり続ければ干からびるし、ずっと日陰じゃ腐ってしまう。色々な光加減と影を見たい。だから、今回も諸々をベコベコにしてやろうと。あるいは、モコモコにしてやんよ、と。あるいは、世界を上下左右から眺められるよう、グイーンって引っ張って、回して、ひねって、愛らしくして。そんなことを思い、願っています。


出演:福田毅、竹田英司、田中佑弥、洪雄大、野島真理、石橋志保、小泉まき、斎藤淳子、佐々木愛、新藤みなみ/子供たち

ゲスト:杉山賢(SPAC/隣屋)、林壱可、宮ヶ原萌(譜面絵画)、みかわみゆう、板崎泰帆、上原茉唯(エッグスター)

照明:高橋英哉 音響:竹下亮 舞台監督:小林英雄 演出助手:池野上咲月

フライヤーイラスト:トウナミ  デザイン:青木正

スタッフ:東彩織、水渕歩知


 ※公演詳細は随時更新予定

一般社団法人なかふら/中野成樹+フランケンズ

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