スペシャル a (ダメ直セット)の詳細・サンプル

スペシャルA(ダメ直送信付)

終演後、演出家から役者に出される「ダメ出し」をみなさまにも同時送付いたします。
演出家からみたその回の総括、良かった箇所、修正すべき箇所など、
終演後60分以内にご指定のメールアドレスに送付いたします。
ご覧になったステージの他、ご希望の2ステージ分をおつけします。
演出の苦悩と歓喜を冷めないうちにご共有ください。

↓↓↓サンプル↓↓↓
※以下はすべてフィクションですが、
 おおよそこのようなフォーマット・分量での送信を予定しております。

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『ロボットの未来・改』ダメ出しシート(演出:中野成樹)

◆日時:11月19日 18:00〜 ゲネプロ
◆上演時間:102分(前日比 -2分)

◆総括
前半テンポ滅茶苦茶に悪し。が、中間部、後半で盛り返した。
とはいえ、ラストは完全に間合いはずし。要稽古。
このままでは客に見せられるレベルではない。最悪返金の覚悟はしておく。
が、我々が意図していた「誰かが誰かになる話」は十分に成立していた、とも。

◆ノート
全編に漂う無気力感。その出所はいったいどこなのか?
もちろん無気力が悪いということでは決してなく。が、圧倒的な無気力感。
むしろ生きがいい無気力感とでもいおうか。ピチピチと新鮮な無気力感。
悪くない。どころか、とてもよいことなのでは? とさえ。
戯曲のテーマによるものか、演技か、役者それぞれの生き様か、それとも会場の狭さ、空気感か。
違う、無気力じゃない。あれは無欲さだ。欲がない。もしくはもてない。
確かに、もう欲なんてうまく持てないよね、とか。でも十分に楽しく生きる事はできるわけで。
そういったものに、ロボットの名称を今回は与えている。

▶序章(全員)
ーーー問題なし
▶ピース1「カシオとヤマハ」(斎藤、北川)
ーーー問題なし
▶ピース2「挨拶訓練」(竹田、田中、北川、小泉、小田、佐々木):
ーーー竹田の出がやや遅れ、曲のinに完全にあわせる
▶ピース3「セラピー」(福田、小泉)
ーーー福田、うん……うんのトーン、重くなりすぎない。このままじゃいつか止まる。
▶ピース4「えび」(竹田、田中):問題なし
▶ピース5「ホーム・アゲイン」(斎藤、小泉):
ーーー斎藤、もっちゃりしすぎ。雰囲気と流れ(手癖)で芝居をするな。やり直せ。
▶ピース7「楽屋挨拶」(斎藤、藤谷)
ーーー上に同じ。
▶ピース8「セラピー2」(福田、田中)
ーーーここだけではなく全般的にだが、福田の動きが汚い。
ーーー妙に観客との距離を測ろうとするよりも、劇世界に完全に入り込む集中をみせてほしい。出直せ。
▶ピース9「点数制」(斎藤、藤谷)
ーーー前までのシーンとはうってかわって、斎藤がたまーに見せる、驚く程の美しさが今日はみれた。
ーーーとてもよかった。が、この落差はなんだ? 分析して今後に活用せよ。
▶ピース10「ロボットども」(全員)
ーーー竹田、滑舌。何言ってるかまったくわかんない。
ーーーやりたいことはわかるが、最低限の基礎は厳守してほしい。
▶ピース11「この星」(鈴鹿、藤谷)
ーーーまったく申し訳ないが、関西弁のニュアンスがどうにもわからず……。
ーーー自分たちで確認してもらっていいだろうか?
ーーーポイントは、何はともあれ恋人同士の無駄口であるということ。ごめんなさい。
▶ラストピース(全員)
ーーーバッチリ決まった。終わりよければ全て良し。
ーーー今日は正直、負けは負け。が、明日につながる負けだろう。

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